一級古民家鑑定士 馬渕 淳司 MABUCHI JUNJI SMILE ARCHITECT WORKS
88DESIGN
家は器ではなく家族との思い出をはぐくむ大切な場所だと考えます
心地の良い空間、安心できる空間、笑顔あふれる空間、
好きなもので満たされる空間・・・
お客様のこだわりや環境はそれぞれです。
家づくりをとことん楽しむことで
きっと自分らしい素敵な住まいはできます。
素敵な住まいの選択肢は無限大です。
休日に外で過ごす特別な日だけではなく家で過ごす
いつもの日常が幸せであってほしい。
住む人の「心」を満たしてくれるあなたらしい暮らしをデザインします。
建物中心の中庭を囲むよう各部屋を配置することで光を取り入れ風が抜けていくよう計画しました。
回遊しながら家事を行えるよう動線に配慮し中庭を介することでプライバシーをほどよく保たれます。
また中庭はわんちゃんたちが安心して過ごせるプライベートガーデンでもあります。
こちらの住まいは趣のある既存茶室を残した主屋の建替え工事でしたので軒先を低くおさえて
和の雰囲気と近代的なテイストのバランスをとった外観となっています。
建設地は交通量の多い前面道路と両側に建物が近接する奥に長い敷地形状。
道路が南に面しており玄関が南側のスペースを圧迫し、また交差点にも近かったため敷地前まで停車で連なる車からの視線により窓を大きく設置しづらくプライバシーの確保が難しい状況でした。そこで2階リビングをご提案。
LDK、子供部屋、トイレ、バスルームを生活のメインを全て2階へ、1階は玄関と主寝室、倉庫で構成しました。
2階を大きくすることでインナーガレージのスペースができ、アウトドアが趣味のご家族のために外部倉庫をご提案しました。この倉庫の壁は耐力壁という地震に対する耐震構造の壁も兼ねています。
計画上、庭のスペースがとれなかったため2階に中庭を計画。
プライバシーを保ったテラスは洗濯物を干しや、テラスリビングとして活用されています。
外観はガルバリウム鋼板と屋根にも使用するセメント系素材、塗り壁と数種のテクスチャを使用。
一体感をだすためモノトーンな配色で揃えています。
室内もモノトーンな色合いのタイルやセメント系素材、ガラス扉などを使い、
商業施設のような雰囲気の空間を演出しています。
玄関で身だしなみチェックができる大型のミラーには仕掛けがあり、
タタミルームへの出入り口引戸になっており実用性と遊び心かねたご提案となっています。
タタミルームの天井照明は解体前の家にあったランマを塗装し再利用
リビングは天井を高くすることで解放感と光を取り入れる空間構成としています。